路線価と公示地価の違い
路線価とは
路線価とは、国税庁が毎年7月に公表する、道路(路線)に面した土地の1㎡あたりの評価額です。主に相続税や贈与税の算定基準として使われます。
路線価は全国の主要な道路について設定されており、路線価図として国税庁のWebサイトで公開されています。価格は千円単位で表示され、例えば「500D」と記載されている場合、1㎡あたり500千円(50万円)、借地権割合60%(D)を意味します。
公示地価との関係
路線価は一般的に公示地価の約80%の水準に設定されています。これは、相続税評価における安全率を考慮したもので、時価よりもやや低めに設定することで、納税者の負担に配慮しています。
| 価格の種類 | 基準日 | 公示地価比 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 公示地価 | 1月1日 | 100% | 一般の土地取引指標 |
| 路線価 | 1月1日 | 約80% | 相続税・贈与税の算定 |
| 固定資産税評価額 | 1月1日(3年ごと) | 約70% | 固定資産税の算定 |
| 基準地価 | 7月1日 | ほぼ同水準 | 公示地価の補完 |
公示地価を使うべきケース
- 土地の売買で相場を知りたいとき
- 不動産投資の判断材料として
- エリアの地価動向を把握したいとき
土地ペディアの地価データは公示地価・基準地価をベースに提供しています。
路線価を使うべきケース
- 相続税の計算をしたいとき
- 贈与税の計算をしたいとき
- 自分の土地の相続税評価額を概算したいとき
まとめ
路線価と公示地価は目的が異なる価格指標です。不動産の相場を知りたい場合は公示地価、税金の計算には路線価と、用途に応じて使い分けましょう。